"帰仁ロータリーを訪れると、優雅な黄色い建物に目を奪われます。1934年に完成した帰仁美学館は、日本統治時代は帰仁荘役場でした。後に台南警察局帰仁分局が使用し、帰仁分局の移転後はしばらくの間使われていませんでしたが、新たに帰仁美学館として生まれ変わりました。展示や図書館のほかにヨガ、音楽などに使用できる教室があり、厳粛な警察から美しいスローライフを楽しむ都市のレジャー施設へと変身を遂げました。
警察内にあった留置所は、建物の歴史的痕跡の保存に加え、教育的意義からもそのまま残されています。留置所の中に入って中の様子を体験するために多くの人々が列をなし、美学館で最も人気のあるコーナーとなっています。"