白河区

関子嶺温泉風景区

関子嶺風景区は、白河区の東側に位置する台南の有名な観光スポットです。周囲を枕頭山、虎頭山、大凍山、鶏籠山などの山々に囲まれ、のんびりとした静かな風景が広がっています。風景区周辺の沿線には水火同源、火山碧雲寺、東山珈琲、温泉老街、閑雲橋、火王爺廟、嶺頂公園、宝泉橋、新旧好漢坂遊歩道などの休憩、観賞スポットがあり、いずれも関子嶺で必ず訪れるべき観光スポットです。

関子嶺温泉公園

関子嶺温泉は日本統治時代から有名になった、陽明山、北投、四重渓と並ぶ台湾四大温泉の名湯です。泉質は弱アルカリ性炭酸泉に属し、温度は約摂氏75度、温泉の色は灰黒色で、泉質に塩類と硫黄、さらに泥を多く含むため、入浴はできますが飲めません。温泉に浸かると全身リラックスし、肌がやわらかくなめらかになります。史誌の記録によると、関子嶺温泉は美顔美容、健康増進といった効果がある天然の泥温泉で、「天下一の霊泉」と称されています。

宝泉橋は関子嶺温泉の水源を訪れるために必ず通る吊り橋で、一周わずか10分程度の道のりです。泥温泉の水源には危険防止の柵が設置されており、中に入ることはできません。

新、旧好漢坡歩道

日本統治時代、兵士らは療養のためによく関子嶺温泉を訪れ、体力と気力を回復すると、勾配の急な山の階段を上り下りして体を鍛えたと言われています。旧関嶺小学校(關嶺國小)の下方にある好漢坡はそのために作られたもので、階段は300段あまり。傾斜がきついため、当時は登りきれたら「好漢」と言われていたので、この名前がつけられました。後に、道路を広げたため、階段は少ししか残されていません。そのため、市政府は温泉公園に新たに新好漢坡を作りました。段数はかつての好漢坡に引けを取らず、同じく登りがいのある階段になっています。さらに、安全性や眺望、森林景観なども考慮されており、今では関子嶺の必見スポットになっています。好漢坡を登った後は、熱い泥温泉に浸かれば、あっという間に疲れが取れますよ。良い運動になり、健康的な旅が楽しめます。

紅葉公園

台南の気候は温暖で、一年を通して春のような暖かさです。そのため、寒い季節に山を覆う紅葉を見るのは難しいですが、唯一、関子嶺の紅葉公園では見ることができます。標高が高い関係で、気温が十分低くなることで、紅葉樹は徐々に色付きます。12月下旬頃になると、山全体が赤や黄色に彩られたロマンチックな景観に包まれ、冬の関子嶺観光の必見スポットになっています。温泉に浸かった後、紅葉林をそぞろ歩けば、しっとりした風情が満喫できます。また近年は、公園に蜜源植物を植えるなど、チョウの生態環境の整備に力が入れられており、ルリマダラなど数多くのチョウが生息しています。冬にはカエデ、春夏にはチョウが目を楽しませてくれます。

大仙寺

白河区の枕頭山の麓にある大仙寺は、通称「旧巖」(舊巖)と呼ばれます。1701年(清の康熙40年)に建てられたもので、主神には釈迦、三宝尊、観音菩薩、地蔵王菩薩を祀るほか、開山の祖の舍利を祀り、参拝できるようになっています。大仙寺は直轄市定古跡に指定されており、国内仏教九大門派の一つの寺です。建築には中国仏教寺院の伝統的な建築様式が用いられ、控えめで美しい静謐な雰囲気がただよいます。1915年に建てられた大雄宝殿(大雄寶殿)は、奈良の東大寺を真似たもので、日本式の瓦屋根が取り入れられています。台湾で日本式の屋根構造が用いられている二つの寺のうちの一つです。大雄宝殿の梁には名匠李漢卿の作品「擂金画」があります。また、大雄宝殿の後ろにある「大悲出相図」は有名な絵師潘麗水の作品です。長年にわたり、参拝客が絶えることはなく、信徒がよく参拝に訪れ、心を静めています。

白河ダム

1965年興建的白河水庫是關子嶺山腳下有如一顆綠寶石般的水域,湖光山色一片綠意,園區內林木濃蔭,水面碧波蕩漾,走在區域內空氣清新,也能感受到湖面吹拂而來的涼意,湖岸邊的小丘平緩,視野遼闊,清晨常見白鷺鷥與各種水鳥在水岸邊覓食飛舞,直到黃昏時又成群飛回林間棲息,一整天不斷變換的天色光影在水面上幻麗的轉換著,景緻畫面讓人心情不自覺的放鬆,是一處兼具觀光休閒與民生灌溉的水庫,更能與關子嶺景點相互結合成完整的旅行路線。

1965年に建設された白河ダム(白河水庫)は関子嶺の麓にあるエメラルド色のダムで、一面緑に包まれた美しい自然景観が楽しめます。木々が鬱蒼と茂り、水面がきらめき、空気は新鮮で、湖面からは涼しい風が吹き上げます。湖岸にはなだらかな丘があり、視界が開けています。早朝にはシラサギなどの水鳥が獲物を探し、夕暮れ時には群れになって森へ帰っていく様子が見られます。水面には、一日中絶え間なく変わる空の色が映り、幻想的な光景に心が落ち着きます。レジャー観光と灌漑機能を兼ね備えたダムであり、関子嶺の名所巡りの際にはぜひ立ち寄りたいスポットです。

蓮花公園

白河のハス畑は、白河区のあちこちに点在していますが、一面のハス畑を見るなら、蓮花公園がおすすめです。公園は、歩道や駐車場、トイレが完備されており、旅行者にも利用しやすい環境が整っています。
広大なハス畑は、まさにハスの海を思わせる壮観な眺めです。風に揺れる一面のハスのやわらかな動きは、さながら波のようです。一番の観賞地点は、蓮池中央にある東屋です。ハスに囲まれた優雅な趣の中に腰を下ろすと、一本一本のハスがよく見え、背景には青い空、白い雲、生い茂る森の緑が広がります。ハス観賞の特等席ですよ。
見るだけでは物足りない人は、公園を出て蓮花大道にあるハス農場に足を延ばしてみましょう。ハスの実を買ったり、オオオニバスの大きな葉に座ったりできるほか、レストランでは白河名物のハスの花の料理に舌鼓を打つこともできます。きっと大満足できるはずですよ。

崁頂福安宮

崁頂福安宮は台湾で唯一、三界(天界、地界、人界)の土地公を祀る土地公廟です。霊験あらたかで、分霊された台湾各地の福德正神は四万余尊にのぼります。その人気と信徒数は有名な屏東車城郷や新北市烘爐地の土地公廟に勝るとも劣りません。
台南最高峰の大凍山の山肌に位置し、天気が良ければ廟の前の広場からは嘉南平原を見渡すことができます。霧が立ち込める日には、霊気に満ちた仙境のような景観が広がります。毎年旧暦8月15日は福德正神の生誕日にあたり、崁頂福安宮がもっともにぎわう日です。台湾各地の宮や廟が還宮し、大勢の信徒が集まり、広場は押し合いへし合いの大混雑になります。台湾の福德正神信仰の中で福安宮がいかに重要な地位を占めているかが窺えます。

小南海風景区

湖畔に南海観世音菩薩を祀った普陀禅寺があることから、この湖は「小南海」と名付けられました。小南海にかかる吊り橋は寺と生態公園をつなぎ、全長約5キロメートルのハイキング及びサイクリングが楽しめる湖周回コースを形成しています。両側に木々が生い茂るコースは、夏でも涼しく、森や水の自然循環で空気が浄化され、まさに南海の浄土のようです。また、ハスの開花期には、辺り一面にハスの花が咲き誇ります。ハスの名所で知られる白河の人気観賞スポットの一つです。さらに近年はレンタサイクル「T-BIKE」のステーションが設置され、予てから人気のあったサイクリングロードは一段と注目を集めています。小南海の外周にもサイクリングロードが整備されていて、白河のハス、林初埤のキワタ、烏樹林など、周辺スポットをつなぐサイクリングロードは、エコな自転車旅のブームを起こしています。運動もゆったりとした休暇も楽しめるレジャースポットです。

六重渓温泉

関子嶺温泉エリアの近くにある六重渓温泉は、関子嶺温泉ほど有名ではなく、知る人ぞ知る穴場の温泉地です。六重渓温泉の源泉は約35度と高くなく、泉質は関子嶺の泥温泉に似ています。泥の含有量が高く、気泡を帯びた泉質は炭酸水素塩水に属します。湧出量が少ないため、現在は千霞園民宿しか温泉権を取得しておらず、静かな温泉景勝地になっています。
六重渓は平埔族の活動区域で、上流には九重渓の滝(九重溪瀑布)があります。現在は、平埔族の伝統的な文化を保存するため、ここに六重渓平埔文化園区が設立されています。「公廨」と呼ばれる役所も再建し、この地の文物や伝統文化を保存しています。

竹門緑のトンネル

白河では初々しいハスの花だけでなく、緑あふれる水田やまっすぐに伸びる道路など、清々しい景観が楽しめます。中でも人気が高いのは、南90号線にある竹門緑のトンネル(竹門綠色隧道)です。道の両脇には、日本統治時代に植えられたマンゴーの並木が地平線を覆います。トンネルのような道を通ると、夏は涼しく、一面の緑に心が癒されます。白河でサイクリングを楽しむ旅行者の必見スポットになっています。

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