普済殿
台南府城は、地形が鳳凰のような形だったことから、鳳凰城と呼ばれたと言われています。そして、普済殿(普濟殿)の位置は風水八卦の中心にあたり、台南王城の鳳凰が飛んで行ってしまわないようにと普済殿や周辺に四方八方に通じる八卦の網のような道を作り、府城を繁栄させる鳳凰を閉じ込めました。 近年、普済殿の名は広く知れ渡るようになりました。きっかけは2014年の旧正月に初めて開催された絵付けランタンフェスティバルです。たくさんのランタンが廟の前の広大な広場に整然とかけられるだけでなく、周辺の國華街にも続いていて、通りがかった人々を驚かせています。旧正月期間中はランタンが夜の闇に温かな光を放ち、訪れた人々の心をほっこりと温めています。