1807年に建てられた新化朝天宮には、数々の伝説があります。新化の市街地は風水でいうところの蜘蛛穴にあたります。1862年に発生した地震で朝天宮がひどく損壊し、蜘蛛の精はその機に乗じて混乱を起こし、地域の女たちが好き勝手に振る舞うようになり、住民はひどく困惑しました。その後、朝天宮の媽祖のお告げを受け、廟を再建し、地域を巡境したところ、混乱が収まったそうです。また、朝天宮媽祖は第二次界大戦時にも神威を振るったと言われています。当時、新化には小さな空港があり、連合軍による爆撃を受けました。しかし、その時天空に媽祖の像が現れ、爆弾を受け止めると、人のいない山間地へ投げたそうです。今でも年配の人々から媽祖の慈悲を伝える伝説は語り継がれています。
id
4923
address
712 臺南市新化区
geo
POINT (120.30666 23.03988)
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lang
ja