現在はレストランになっている街役場も新化区の代表的な歴史建築の一つです。「1934街役場古跡餐坊」(1934街役場古蹟餐坊)という名前の通り、1934年に建てられました。内側の天井の部分は、当時のまま保存されています。建物の外観からは、内装にこれほど多くの木材が使われているとは想像しにくいでしょう。街役場の必見ポイントは、建物の一部が透明ガラスの床になっているところで、下には太い麻縄が見えます。当時、新化の人々は力を合わせて縄を用いてこの歴史建築を移動させました。だからこそ駐車場への建て替えや取り壊しの運命から逃れることができたのです。現在、この縄は当時の熱い団結の証として保存されています。心があれば、多くの美しい歴史建築は保存することができ、やがて土地の重要なランドマークになるのです。外観も内部も保存常態の良い街役場餐廳には、レトロな趣が色濃くただよいます。新化に来たら、ここでティータイムを過ごしてみませんか。
id
4915
open_time
入場無料
11:00~22:00(月曜定休、夏・冬休み期間は無休)
address
712 臺南市新化区
geo
POINT (120.30735 23.03818)
district
category
lang
ja