新安宮芸文センター(新安宮藝文中心)は北門区の鯤江里にあります。にぎやかな南鯤鯓代天府の近くにありますが、うら寂しさのただよう北門の昔ながらの漁村です。「東洋のピカソ」の異名を持つ洪通は、ここで世界の画壇を震わせる作品を創作していました。洪通の絵画作品はファンタジックな色使いで、色も、輪郭を取る筆法も当時においては珍しいスタイルでした。作品にはよく、象形文字や耳のない人物が描かれ、彼の作品の大きな特色になっています。洪通はいつも小さな平屋にこもり、脇目も振らず創作活動に没頭していました。かつて彼が暮らしていた家は今でも新安宮芸文センターの後方にあります。屋外には洪通の生前の写真が何枚も展示されており、中に入ってみると、彼がここで真剣に創作していた様子が目に浮かぶようです。現在、芸文センターでは洪通の絵画作品が数多く展示されています。この伝説の画家に興味をもったなら、ぜひ足を運んでみてください。
id
5026
address
727 臺南市北門区
geo
POINT (120.13342 23.28602)
district
lang
ja