日本統治時代には、ヨーロッパ建築の影響を受け、都市開発や道路計画の際にロータリーが多く取り入れられました。湯德章紀念公園もロータリーを採用しています。当時は台南市政の中枢で、台南州庁、合同庁舎などの重要な公共機関はすべてここに集まっていました。
当時、公園の中央には、台湾総督、児玉源太郎の銅像が置かれていたため「児玉公園」と呼ばれていました。第二次世界大戦後は、国父、孫文の銅像に入れ替えられ、「民生緑園」と改称されました。1998年には、二二八事件の際にここで処刑された弁護士の湯德章氏を記念し、湯德章紀念公園と名付けられました。
公園周辺は台南市の古跡が特に密集している地域で、台南観光の魅力がぎっしり詰まっています。毎年クリスマスの時期になると、大勢の人が台湾文学館の巨大クリスマスツリーや周辺のイルミネーションを見に足を運んでいます。歴史的意義があるだけでなく、台南の人々にとって、共通の思い出の場所になっています。
id
4794
open_time
入場無料、通年開放
(修繕中)
address
700 臺南市中西区
geo
POINT (120.20547 22.99254)
district
category
lang
ja