両脇のマングローブが中央に向かって密集して生え、豊かに生い茂る緑のアーチを描き出しています。一層一層前へ向かって重なり合いながら長い廊下を織りなし、その終わりの見えない神秘的な世界から、四草の緑のトンネルは小さなアマゾンとも呼ばれています。国内外の観光客がこぞって訪れ、長い時間待ってこの秘境を巡るボートに乗り、ゆらゆら揺れる波と共に前へ進み、そよ風が頬をなで、暖かい太陽の光を浴びながら、この都市の秘境を巡ります。
乗船地点、四草大衆廟
四草大衆廟は主神として「鎮海元帥」を祀っています。大衆廟が建立されてから現在まで300年以上の歴史があり、安南区四草の信仰の中心となっています。さらに廟の隣には小さなマッコウクジラ博物館があります。打ち上げられたマッコウクジラの母子の標本があり、海の生態と歴史がここにつまっています。
マングローブの生態、小さな挨拶
ボートに乗って緑の旅がスタート。船の進行と共に周囲の虫や鳥たちの鳴き声が聞こえ、緑の葉が風に揺れ、リズムを刻みながら隙間から太陽の光がこぼれます。両脇の湿地の沿岸ではトビハゼがジャンプし、シオマネキがはさみをふるう様子はとてもにぎやかです。
秘境の中の天使のキスを求めて