学甲区

学甲区は平地で、農業や養殖漁業が盛んです。スイカ、ミニトマト、サバヒーの養殖をメインに、タチアオイの花畑、学甲湿地、麦畑等の自然の風景が広がっています。毎年2月末から4月初旬に台南で立葵が咲き始めます。中でも、毎年2~4月に光華地区で開催される「学甲タチアオイ文化フェスティバル」は、花畑にカラフルなタチアオイだけでなく、赤いケイトウ、紫色のブルーサルビアが一体となって、色とりどりの花畑が広がり、絶好の撮影スポットとなっています。
 

将軍渓沿いの絶景を一望
将軍渓サイクリングロードは華宗橋を起点とし、全長約4キロメートル。将軍渓に沿って整備されており、台17線から西に向かって伸びています。途中で経由する広山里のマングローブ林では、マングローブと将軍渓河口の生態系に触れることができ、サイクリングを楽しみながら、鳥類や湿地の地理環境を間近で観察できる自然の生態環境教室になっています。さらに西へ進むと、西部浜海快速道路に到着。高架下の階段から橋の上の歩道まで登ると、将軍渓の開けた美しい風景を余すところなく見渡すことができます。終点は馬沙溝漁港で、静かな漁村の風情が楽しめます。休日に親子でレジャーや運動を楽しむのに最適なサイクリングロードとなっています。

「老塘湖芸術村」は抽象画家の匡進福(匡乙)自身の手により、不要となった古い建材を使用して、およそ30年をかけて造られました。昔の台湾の農村生活、閩式建築、モンゴルなどのさまざまなスタイルの作品を目にすることができる、野性味あふれる芸術園区です。

頑皮世界は台南の歴史ある、且つ唯一の動物園です。心のこもった飼育方法や経営理念は多くの旅行者に支持されています。園に入った瞬間、動物を身近に感じることができますよ。入り口ゲートではコンゴウインコが頭を揺らせて、歓迎してくれます。人気者のイルカ、キリン、ゾウなどは、専門の飼育員の指導を受けながら、近距離で触れることができます。生態教育を理念に掲げる、プロフェッショナルな動物園です。 広い園内は、遊覧車に乗って回ることもできます。園内では、動物に触れられるだけでなく、娯楽施設も数多く設置されています。また、あちこちに東屋やベンチがあるので、いつでも休憩することができるほか、レストランでお腹を満たすこともできます。