将軍渓沿いの絶景を一望
将軍渓サイクリングロードは華宗橋を起点とし、全長約4キロメートル。将軍渓に沿って整備されており、台17線から西に向かって伸びています。途中で経由する広山里のマングローブ林では、マングローブと将軍渓河口の生態系に触れることができ、サイクリングを楽しみながら、鳥類や湿地の地理環境を間近で観察できる自然の生態環境教室になっています。さらに西へ進むと、西部浜海快速道路に到着。高架下の階段から橋の上の歩道まで登ると、将軍渓の開けた美しい風景を余すところなく見渡すことができます。終点は馬沙溝漁港で、静かな漁村の風情が楽しめます。休日に親子でレジャーや運動を楽しむのに最適なサイクリングロードとなっています。
夕日と風を浴びながらサイクリング
将軍渓サイクリングロードは、途中に開けた視界と美しい風景が広がり、土手の歩道に沿って走行しながら、海と空が一色に溶け合う絶景を楽しむことができます。特に夕日が沈む頃になると、空と川が一面に赤オレンジ色に染まり、まるでオレンジ色の薄いベールに覆われたような目の前の風景を眺めながら、吹き寄せるそよ風の中で、自転車を走らせることができます。途中にはクロツラヘラサギのアートオブジェもあり、風を追いかけて自転車を走らせるついでに、オブジェ観賞や記念撮影を楽しむことができます。
また、サイクリングロード脇には、将軍渓の沿革と関連の歴史を紹介する壁画も設置されています。休憩を取りたくなったら、カラフルな壁画の前に自転車を止めて、ひと息つきながら、将軍渓が台南の人々に与えてきた影響と、将軍渓沿いで起こった数々の歴史的出来事に触れてみてください。
広く平坦な将軍渓サイクリングロードは、途中に心地よい風景が広がり、親子で一緒にのんびりとした午後の時間を過ごすのに最適。日差しの強い時間帯を避け、夕日が傾く頃にサイクリングを楽しむのがおすすめです。