中正路と忠義路の交差点には見所が二カ所あります。一つはハヤシ百貨(林百貨)、もう一つは神殿のようなデザインの土地銀行です。日本統治時代には勧業銀行でした。勧業という言葉には実業を提唱し、産業を奨励する意味があります。建物の外観はとてもユニークで、ギリシャ神殿にみられる円柱を採用し、両側に整然と並べられています。主体建築は正三角形のようにどっしりと構え、落ち着いた印象を与えます。ハヤシ百貨の屋上から土地銀行の壮観な全貌をカメラに収める旅行者も少なくありません。外の回廊の高い天井には、ツバメがいくつも巣を作っています。壮観な柱を見上げたら、ツバメがヒナに餌をやる様子が見られるかもしれません。これもまた、土地銀行の魅力ある光景の一つです。
id
4782
open_time
入場無料
address
700 臺南市中西区
geo
POINT (120.2031 22.99216)
district
lang
ja