咸豊11年(1861年)に建立された、当時の政府があった東安坊右営埔に位置する先天派斎教のお寺です。建立当時は簡素な草ぶきのお寺でしたが、同治5年(1866年)に改修されました。光緒12年(1888年)、永続を願う信徒の思いから、寄付により瓦葺の寺に再建されました。明治29年(1896年)、報恩堂は日本人によって接収され、台南医院へと改築されました。そのため、堂主の鄭良謨は補償金と信徒からの寄付を使用して現在の場所へと移転しました。 台南報恩堂は「台南で最も美しい伝統木造建築」と言われています。
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