東山碧軒寺の前を通ると、廟の前にある二頭の白い象の石像が目に入るでしょう。通常、廟には獅子の石像が置かれますが、ここでは白い象が置かれているのです。これは白い象に乗って衆生済度する普賢菩薩のイメージと関係があります。水中では龍がもっとも勇猛で、陸上では象がもっとも力強いと言われ、強靭で衆生済度の責任に耐えうるとされていることから、碧軒寺では白い象を廟の前の聖獣にしています。碧軒寺は碧雲寺の分廟で、主神には正二媽を祀ります。毎年旧暦12月23日には正二媽を碧雲寺に迎えて年を越し、正月10日に碧軒寺へ戻されます。巡行の香路は13の村落を通り、敬虔な信徒らが伏して祈りを捧げます。随行者は、全行程を徒歩で移動します。この伝統は今でも変わらず、毎年碧軒寺の一大行事になっています。
id
5074
open_time
月曜〜日曜
7:00-20:00
address
733 臺南市東山区
geo
POINT (120.4034 23.32606)
district
category
lang
ja