日本統治時代に日本人が三崁店製糖工場(三崁店糖廠)に設立した神社で、能久親王、天照大神、豊受大神が祀られています。 神社は日本人の信仰の中心でした。当時、台南には神社がいくつもありましたが、市街地に近い神社のほとんどは損壊しているか、すでに建て替えられていました。神社は、たいてい、静かで木々の多い場所に作られますが、三崁店神社はまさに理想的な立地です。市街地から程よく離れた静かな場所にあり、加えて製糖工場の敷地内にあったため、月日が流れ、神社の木造部分が失われてしまっても、正殿や鳥居、手水舎、石灯篭、山道、社務所などの神社建築の基礎は完全な形で残されています。中を歩いてみると、山林に隠れた秘密の神社遺跡を訪れたかのように、ひっそりとしていて、一面緑の豊かな生態系が広がっています。雨が降ると地面にできる水たまりに遺跡が映り、映画のワンシーンのような幻想的な光景です。希少な台湾固種のアオガエル、諸羅樹蛙も生息していて、その姿をカメラに収めようと訪れる人も少なくありません。
id
4908
open_time
入場無料
通年開放
通年開放
address
710 臺南市永康区
geo
POINT (120.24057 23.04739)
district
category
lang
ja