通称、大媽祖宮と呼ばれ、もとは寧靖王、朱術桂の邸でした。1683年、施琅率いる軍が海を渡って台湾に上陸し鄭克塽を打ち破りました。その後、民心を得るため、靖寧王府を天妃宮として建て直し、媽祖を祀りました。後に天后の名を加え「大天后宮」としたのが廟名の由来です。台湾で初めて政府によって建立された媽祖廟でもあります。大殿內には金色の巨大な媽祖像が祀られています。今にも動き出しそうな千里眼と順風耳が両側で貫禄を見せています。後殿には月下老人が祀られていて、独身の男性や女性がよく参拝に訪れ、紅い粉と赤い糸を持ち良縁を祈っています。参拝後、伴侶に巡り会えたという人は数多く、海を渡って良縁祈願に来た日本人も願いが成就したそうで、府城大天后宮の新しい伝説になっています。
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4789
open_time
入場無料、通年開放
address
700 臺南市中西区
geo
POINT (120.20149 22.9966)
district
lang
ja