車で台3号線を走る時は、ぜひ立ち寄りたい場所です。台湾映画『總舖師』(邦題:祝宴!シェフ)のロケ地として爆発的に人気スポットになりました。江家古厝はよく保存された集落で、祠堂を軸にした四合院造りになっています。子孫が暮らす脇部屋(廂房)が左に六棟、右に七棟あり、13匹の龍を象徴しています。また、外側には豚小屋などもあります。
300年以上継承されてきた集落で、現在も江家の後裔がここで暮らしています。現在は20余りの家族、約100人が住んでおり、ほとんどが高齢者とこどもです。
宗祠堂は、地面中央に黒い円があり、階段からもう一方の建物までを17枚の敷石が繋いでいます。花嫁を迎える際、かごに乗って来た新婦は、この円の中央でかごを降り、残りの7枚の敷石を進んで祠堂の先祖にあいさつをする風習があります。今はかごが車になりましたが、この伝統は引き継がれています。
楠西区を訪れるなら一度立ち寄ってみる価値がある古い集落です。ただし、一般の住居ですので、マナーを守って静かに参観し、住民の方がいる場合は一声かけるようにしましょう。また、写真撮影についても住民の方に配慮するようにしてください。
id
4940
open_time
入場無料 月曜〜日曜
8:00~12:00、13:00~17:00
address
715 臺南市楠西区
geo
POINT (120.49034 23.15565)
district
lang
ja