龍船窩(龍船窩)
龍船窩は龍船山中腹にある平坦な地域です。龍船山は海抜約351メートルで、龍船山の山頂の窪地が龍船(ドラゴンボート)に似ていることから龍船窩の名が付きました。静かな田舎の村で現在ここで生活しているのはわずか30世帯となっています。標高が高く見晴らしがよいため、多くの観光客が登山に訪れるとともに、流星群が見られる人気スポットでもあります。また、ここは二寮以外の低海抜での絶好の日の出鑑賞ポイントとなっています。
近くの静かな村にある紫竹寺の前には信徒の寄付で建造された大型船「龍船号」があります。内部には旧式電話、蓑、唐箕、せいろなどの昔の道具が展示されています。その他に清朝時代の県界碑、羅漢内門碑があり、月日の流れとともに刻まれた文字を読み取ることはできなくなりましたが、そこから歴史を垣間見ることができます。寺の後ろにある樹齢100年のソテツ、レンガ造りの家屋で日に照らされた竜眼の庭、門に薪が積み上げられた民家が古き良き時代の農村を彷彿とさせます。隣接する「五間登山道」は五間地区を通る市道182号で、登山者やサイクリストが頻繁に訪れる登山道です。道沿いの景色は美しく、体力に自信のある旅行者の散策に適しています。