旧台南測候所(原台南測候所)は、台南の人々にとって、重要な位置を占めています。測候所があるのは、当時の台南市の中心で最高地点だった標高14メートルの鷲嶺です。建物の外観から、昔は「胡椒缶」の名で親しまれました。18等分の放射状に広がる特殊な屋根があるため「18角楼」とも呼ばれます。旧台南測候所は気象局南区気象センターの前方に位置しており、二棟の現代的なビルの中で非常に目立っています。よく見ると、建物は三つの同心円が重なってできていることに気付くでしょう。一番内側にあるのは白い円塔で、中には各種気象観測設備が置かれています。中間の円は、通路になっていて、外側の円は事務室です。ユニークな外観で、思わずじっくり見てしまうに違いありません。 気象博物館では、毎年3〜4月になるとモモイロノウゼン(紅花風鈴木)の花が見頃を迎え、多くの花見客が訪れます。ピンク色の花と気象博物館が、向かい側にある太平境教会と映え合い、多くの人が足を止めて見入っています。また、夜桜のような艶かしさがただよう夜のモモイロノウゼンも見逃せません。
id
4792
open_time
月曜日~金曜日 & 毎月第3土曜日9:00~17:00
入場無料
入場無料
address
700 臺南市中西区
geo
POINT (120.20508 22.99368)
district
lang
ja