南一中紅楼、小講堂(旧台南州立第二中学校校舎本館、講堂)(南一中紅樓及小禮堂(原台南州立第二中學校校舍本館暨講堂))
1928~1931年ごろに完成した南一中(台南第一高校)キャンパス内で最も美しい歴史的建築物です。講堂は当時の台湾総督府営繕課の設計によるもので、台湾大学文学院と同様に非常に珍しいローマ建築様式となっています。ヨーロッパの教会を思わせる華麗な外観で、柱と細かな装飾には学び舎の風格が色濃く感じられます。本館部分は台南州営繕係の設計による L字型 の建物となっており、南一中の教師や生徒からは紅楼と呼ばれていました。これらの2つの歴史的建築物は、教師、生徒、卒業生の心の中にある学校の精神的な象徴であり、美しい思い出でもあります。